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演出・森新太郎×主演・吉田羊のタッグ再び▷PARCO PRODUCE 2024 『ハムレットQ1』、2024年5~6月上演!

運命と激しく対峙する主人公ハムレットに吉田羊が挑む!

女優・吉田羊さんと演出家・森新太郎さんがタッグを組む『ハムレットQ1(キュー・ワン)』が今年5月、東京・PARCO劇場で上演されることが決定しました。大阪、愛知、福岡のツアーも発表になりました。

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ「ハムレット」。デンマーク王家を舞台に、父王を毒殺して母を妃にした叔父への復讐に生きる王子ハムレットの姿を多彩な登場人物とともに激しく描き出します。

今回はハムレットの複数ある原本の中でも最も凝縮された版である「Q1」を、シェイクスピア劇全37作の翻訳という偉業を達成した松岡和子さんが日本語訳。主演と演出には、2021年に舞台『ジュリアス・シーザー』で第56回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞するなど高い評価を得た吉田羊さん×森新太郎さんのタッグが再び実現しました。

難役ハムレットに挑む吉田さん。ハムレットの複雑な心理をより繊細に、そして鮮明に浮かび上がらせます。

さらに、ハムレットの恋人・オフィーリア役に飯豊まりえさん。ハムレットの親友・ホレイショー役に牧島輝さん。ハムレットの叔父で策略によって王位を手にするクローディアス役には、歌手としてもライブを中心に積極的に活動する一方で昨年俳優デビュー35周年を迎えその円熟した演技で幅広く活躍する吉田栄作さんと、豪華なキャストが集結しました。

新しい視点で描かれる『ハムレットQ1』の世界に注目です。

[訳]松岡 和子さん コメント

「ハムレットQ1」の特徴をひと言で言えば、「コンパクト」でしょうか。簡にして要。
「ハムレット」が書かれ上演されたのは1600年から1601年ごろと言われています。当時から大変な人気作だったらしく、すぐに本になりました。最初のQ1が出たのは1603年、その翌年にはQ2(キュー・ツー)が。1623年に出版された戯曲全集F1(エフ・ワン)にも収録されています。
QとかFは判型のことです。全紙を半分に折ったサイズをフォリオ(二つ折本)、それをさらに半分に折ったサイズをクオート(四つ折本)と言い、頭文字を取ってFとかQと呼ぶ。ですからQ1は第一・四つ折本、Q2は第二・四つ折本、F1は第一・二つ折本。大方のモダンテクストがこれらの折衷版です。
三つの古本は長さが違います。一番短いQ1は上演台本として魅力があります。なにしろ短いから、劇としての展開が早い。上演時間も短い。主人公があまり物思いに耽らない。ハムレットと言えば独白が有名ですが、そもそもQ1の独白の回数はQ2やF1より少なく、各独白が短い。でもこの人物の特徴である言葉遊びはQ1でも楽しめます。また、母ガートルードとの関係も、Q1をご覧になると、あっと驚くのでは? Q1によって、いままで知らなかったハムレットの顔が見えてくるはずです。

【プロフィール】
1942年旧満州新京(長春)生まれ。翻訳家。小説や評論、英米の戯曲の翻訳を経て、全戯曲個人訳による『シェイクスピア全集』を2021年に完結させ、菊池寛賞や朝日賞などを受賞した。主な著書に『深読みシェイクスピア』他。

[演出]森 新太郎さん コメント

逃れようのない人間の宿命を体現する新たなハムレット像を求めて

初めて『ハムレット』を演出したのは2019年。その時、故 蜷川幸雄氏はじめ演出家の大先輩たちが何故、回を重ねてこの戯曲を演出したのか、その片鱗に触れた気がした。『ハムレット』は演出家の意図とはまた別に、〝誰がハムレットを演じるか〟によって、大きく変化する戯曲なのだ。
また『ハムレット』には、美しい修辞の長大な台詞に彩られた上演すれば4時間越えは確実な「F1」と「Q2」、その約半分の行数からなる「Q1」という異なる3つの印刷原本が存在している。今回は畳みかけるように展開する、疾走感のあるドラマが魅力の「Q1」で、自分の中のハムレット像に別の側面から光を当ててみたいと考えている。
さて、誰にハムレットを演じてもらうか、だ。
2021年、ここPARCO劇場で同じシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』を女性だけの配役で上演させていただいた。政治と闘争の果ての悲劇。血に塗れ、苦悩しながらも清廉さを失わない孤高の人ブルータスを体現した吉田羊氏の佇まいが、私の中でいつしかハムレットの孤独と重なり、気づけば今回の上演のためのピースにぴたりとはまっていた。
今、考えているハムレットは思いがけず死に直面し、恐れ、懊悩しながらもついにはそれを受け入れる、人間の逃れようのない宿命に対峙する青年だ。その儚くも壮絶な内的葛藤を、俳優・吉田羊は舞台上で生きてくれるに違いない。流星のように駆け抜ける人の生の煌めきを、共に目撃していただける舞台を夢想している。

【プロフィール】
2002年に演劇集団「円」に入ると、06年に『ロンサム・ウェスト』で演出デビュー。古典から現代劇まで幅広く手掛ける。またミュージカルにも挑戦し、ジャンルにとらわれない活動を行う。自身が主宰するモナカ興業でも活動中。13年に文化庁新進芸術家海外研修制度でアイルランドへ、18 年にシンガポールへ留学。近年の演出作は、『夜叉ヶ池』『バンズ・ヴィジット』(23)、『ヴィンセント・イン・ブリクストン』『冬のライオン』(22)、『奇跡の人』(22・19)、『ピーター・パン』『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』『パレード』(21)、『エレファント・マン』『メアリ・スチュアート』(20)、『モンスターと時計』『HAMLET-ハムレット-』『ドライビング・ミス・デイジー』『プラトーノフ』(19)など。

吉田 羊(よしだ・よう)さん コメント

森新太郎さんと再びのシェイクスピア。前作『ジュリアス・シーザー』が終わった瞬間から願っていた舞台が叶い、夢のようです。血がたぎり、髪の毛一本にまで神経が通るようなパッションに満ちたあの稽古の日々がもう一度訪れるのかと思うと既にワクワクが止まりません。前回のオールフィメールという趣向とは打って変わり、今回はまさしく男性役、そして戯曲は「Q1」。想像するだに新しく、挑戦的な舞台になりそうです。共演の皆さまは、華やかさと力強さ、そして色気を放つ方々ばかり。知恵を出し合い、切磋琢磨しながら、皆一丸となって『ハムレットQ1』を作り上げたいと思います。シェイクスピアの言葉の美しさ、読み解く面白さを、みなさまと共有できれば幸いです。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

【プロフィール】
2月3日生まれ 福岡県出身。1997年より舞台を中心に活動をスタート。12年には連続テレビ小説「純と愛」に出演し、さらに14年にフジテレビ「HERO」第2期で女性検事役に抜てきされて一躍脚光を浴び、以来様々な話題作への出演が続いている。近年の主な出演作は、【舞台】『ツダマンの世界』『ザ・ウェルキン』(22)、『ジュリアス・シーザー』(21)、【映画】『クレイジークルーズ』『Winny』『イチケイのカラス』(23)、【ドラマ】『不適切にもほどがある!』(24・TBS)、大河ドラマ『光る君へ』(24・NHK)、『侵入者たちの晩餐』(24・NTV)、『最高の教師 1年後私は生徒に■された』(23・NTV)、『にんげんこわい2』(23・WOWOW)、『ラストマン-全盲の捜査官-』(23・TBS)、など。2024年5月17日より映画『ハピネス』が公開。

Stage Information

PARCO PRODUCE 2024『ハムレットQ1』

作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:松岡和子
演出:森新太郎

出演:吉田羊 飯豊まりえ 牧島輝 大鶴佐助 広岡由里子 吉田栄作 ほか

企画・製作 株式会社パルコ

【東京公演】
2024年5月11日(土)~6月2日(日)
PARCO劇場
※東京公演チケット一般発売日 2024年3月2日(土)

【大阪公演】
2024年6月8日(土) 13:00/18:30 6月9日(日) 13:00
森ノ宮ピロティホール

【愛知公演】
2024年6月15日(土) 13:00 6月16日(日)13:00
東海市芸術劇場 大ホール

【福岡公演】
2024年6月22日(土) 13:00/18:30 6月23日(日)12:00
久留米シティプラザ ザ・グランドホール

公演公式サイトはこちら

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