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MUSICAL/PLAY

大地真央と花總まり 必笑コンビで『おかしな二人』再演

「『おかしな二人』どころか〝おかしな八人〟。面白くない訳がないです」と〝必笑〟宣言する大地真央。3年前、同じ宝塚歌劇団出身の花總(はなふさ)まりと、米劇作家ニール・サイモンの喜劇『おかしな二人』で初共演したところ、好評で4月から、再演される。

大地「より面白く」

今年、宝塚での初舞台から50年の節目を迎えた大地は、演劇界きってのコメディエンヌとして定評がある。今作でも、敏腕TVプロデューサーながら、私生活では汚部屋で女友達とゲームに興ずるオリーブ役、という一筋縄ではないヒロイン。

「サイモン戯曲のせりふの応酬がすごく面白いので、生かすも殺すも演じる側次第。より面白くできたら」と笑顔を見せる。稽古に入ると作品に没入するあまり、何気ない瞬間、演技のアイデアが湧き出すという。稽古場で「ちょっと思い付いたんだけれど…」とさまざまな工夫をこらし、提案をする姿勢は、ベテランとなった今も変わらない。

初喜劇で弾けた花總

初演時、大先輩を相手にコメディーに初挑戦した花總。19世紀の悲劇のオーストリア皇后を描く『エリザベート』のヒロインなど、気品漂う大役を演じてきたが、今作では大地演じる無精者のオリーブとは対照的な、病的に几帳面(きちょうめん)な良妻賢母のフローレンス役だ。


写真提供/東宝演劇部

「せりふも膨大で、作品の良さ、テンポ感をきちんと表現しなければならない緊張感がありました」と振り返るが、初演では美しい顔をくしゃくしゃにし、偏執的に掃除や料理に励む体当たりの演技が、笑いを誘った。

物語は、この2人の同居に、女友達とスペインの色男が加わって…というおかし過ぎる展開だ。初演メンバーがほぼ勢ぞろいするが、今回、新キャストとして、青木さやかが婦警役で加わる。「いい化学反応が起きる気がします。女子会的ですが、それぞれ自立していく姿は、お客さまが自分に置き換えて見られるはず」(大地)。

芸能生活50年の大地

舞台に映像に第一線の活躍を半世紀、続けてきた大地だが、「やっぱり私の基本は舞台」と言い切る。やり直しのきかない生の舞台は、負担も大きいはずだが「お客さまと一緒に作っていく、劇場ならではの良さですね」と根っからの舞台人。


写真提供/東宝演劇部

「周りに言われて『50年?』という感じですが、携わってくださった方々のおかげです。ただ一つ一つの舞台に真摯(しんし)に向き合ってきた、という自負はあります。自分のライバルは、自分の1つ前の作品。『これが一番』という思いで、好きでやってきました」

最後のショー場面や、1970年代の空気感を伝えるカラフルな衣装も、大きな見どころ。

取材・文/飯塚友子(産経新聞社)
撮影:酒巻俊介(産経新聞社)

Stage Information

『おかしな二人』

作:ニール・サイモン

出演:大地真央、花總まり
青木さやか、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長

【東京】
日程:2023年4月8日(土)~26日(水)
会場:シアタークリエ

【宮城】
日程:2023年4月29日(土)~5月1日(月)
会場:トークネットホール仙台(仙台市民会館)

【富山】
日程:2023年5月6日(土)~7日(日)
会場:富山県民会館

【大阪】
日程:2023年5月11日(木)~14日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

公演公式サイトはこちら

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