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【カボジャ!韓国雑感コラム】Part1:ひさしぶりに韓国へ~パラダイスシティ仁川、青瓦台~

韓国演劇、ミュージカルに興味を抱いて早20年!?の演劇ライター上野紀子が、コロナ禍の前以来となる韓国の地を訪れました。韓国観光旅行がようやく再始動した今、思いっきり私感を交えた情報コラムを発信。さあ皆さんも、一番行きたかった隣の国へ、いざっ!

※「~!」(カボジャ~!=いってみよう~!)

ひさしぶりに韓国へ(長い前置き)

マチ★ソワではこれまでに韓国観光公社主催による“韓国観光秋祭り”(2021年)や“韓国観光春祭り”(2022年)のイベントをレポートして来ました。韓国ミュージカル上映会や、グルメ、スイーツ、ビューティー、そして演劇街・大学路などを話題としたトークショーに、毎回韓国に高い関心を寄せる大勢のお客様が参加され、皆さんの「早くまた韓国に行きたいっ!」という熱意をビシビシと肌で感じておりました。そして6月、ついに一般観光ビザの発行が再開されたのは周知の通り。いざ日本の皆さんに韓国を楽しんでもらいたい!と韓国観光公社が早々に企画した視察ツアーに、筆者も参加させていただき、行ってきましたよ~2年4ヶ月ぶりに韓国へ!

ちなみに前回のソウル旅は2020年2月、目的は木洞アイスリンクで行われたフィギュアスケート四大陸選手権でした。当時、韓国内ではすでに1月末に新型コロナウイルスの初感染者が確認されており、入場時の検温、消毒、マスク着用など厳重な防疫体制のなか行われた大会でしたが、演技後の、リンクへの花やプレゼントの投げ入れがまだ許されていたんですよね。思えばあの時が、最後に目にしたプーさんシャワーだった……。

脱線失礼、本題の視察ツアーです。ひさしぶりの韓国で体感したもの、それは以前と変わらない、いや、それ以上の人や街から放たれるエネルギッシュな勢いでした。噂に聞いていた明洞の寂しい光景、閉店店舗の廃れた様子などはその通りではありましたが、そのすぐそばに並ぶチメク(チキン&メクチュ=ビール)屋さんの繁盛ぶりは以前のまま。店内は満員ギッシリ、大声じゃないと会話が成立しないほどの賑わいに、コロナはどうした!?と若干ひるみながらも、ああ、これぞ韓国らしき食のパワー!と感嘆。


ソウルに来たらコレ食べないと始まらないですね、やっぱり。

韓国で2年以上に渡って実施された防疫対策「社会的距離の確保」が4月に全面解除され、飲食店の営業時間制限や私的な集まりの人数制限が解かれたことで、イッキに復活気流に乗っていることが伺えます。その勢いのなかで目にし、筆者の心に引っかかったスポットを私感たっぷりにご紹介~。少し前まで「観光ビザ取得が困難すぎる!」といった悲鳴が聞こえていたけれど、現在は特例措置で10月末までノービザ入国が可能に。このままノービザ措置の継続、そして何よりコロナ禍の終息を願うばかり…と長い前置きはここまで。独断ピックアップの推しスポット、いってみましょう(カボジャ~)♪

日程の1日はパラダイスシティ仁川に費やそう

以前は羽田~金浦の航空路線を使用していたので、今回ひさしぶりに仁川空港に降りたちました。空港からバスで5分の場所に、はてしなくゴージャズな統合型リゾート(ホテル、カジノ、国際会議場、ショッピング、スパ、エンタメなどの複合施設)“パラダイスシティ”が出現!


ドーン! ラスベガスかな? いいえ、仁川です。PHOTO:パラダイスシティ提供

こちら、すべての施設がオープンしたのは2019年の春だったんですね。その際に日本からもインフルエンサーな方々が招かれて各々宣伝されたようですが、そのすぐ後にコロナ禍に突入。この“楽園都市”を体験した日本人はいまだ極少数なのではないでしょうか。総面積は33万m2、サッカー場の約46倍…って言われてもイメージ出来ず、とにかく広大! 5つ星の“パラダイスホテル&リゾート”に宿泊してあらゆる施設を満喫して回るのが間違いなく極上コースですが、リゾート全体に三千ものアート作品が点在しているので、ショッピングアーケードを歩いたり、アートスペースを覗くだけでも十分にラグジュアリーな気分を楽しめます。

旅日程の1日を費やすとしたら、ぜひともプレミアム癒しスパ、“CIMER(シメール)”を訪れてほしいですね。プール施設の揃ったアクアスパゾーンと、体も心も癒してくれるチムジル(韓国式サウナ)スパゾーンで構成されていて、その充実ぶりは圧巻。はああ~1日ここでノンビリしたら邪気も毒気も日頃の鬱憤も何もかも全身から抜けていってくれそうです。

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また、“夜の遊園地”をコンセプトとした“WONDER BOX(ワンダーボックス)”は、煌びやかなプロジェクション・マッピングに囲まれてさまざまなアトラクションが楽しめるアミューズメントパーク。こちらは週末になると韓国各地から訪れる家族連れで大にぎわいだそう。海外旅行に行けなくても、こんな夢の国で遊べるならお子さんも大満足ですね。

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さらに敷地内には三千人の収容が可能なアジア最大級のクラブイベントスペース“CHROMA(クロマ)”があるのですが、こちらは2020年の7月から新型コロナウイルスの感染拡大防止、予防対策のために休業中。

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…と、ちょっと待て! この個性的すぎる外観は…! 筆者が猛烈にハマった今春の韓国ドラマ、『私の解放日誌』に出て来た建物ではないですかっ(鼻息)! あの物語の中でク氏を演じて大ブレイクした俳優ソン・ソックが、今にもフラリと現れそうな気がして(なわけない)いきなりテンション爆上がりした筆者なのでした。

パラダイスシティ仁川公式ホームページ

青瓦台、国民のもとへ!

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PHOTO:韓国観光公社提供

ソウルのほぼ中心地にある景福宮を正面に、北岳山を背にした青瓦台(チョンワデ)は、その名の通りに青い瓦の曲線屋根をシンボルとした大統領府…、いえ、現在は旧大統領府ですね。この5月に大統領府が龍山に移されて、この青瓦台は一般市民に開放されたのです。新たに観覧ツアーが始まり、国内外からやって来た人々で早くも大にぎわい。でも観覧ツアー自体は以前から行われていて、実は筆者も留学していた十数年前に一度、体験していました。当時はなんたって国務の中枢ですから当然規制が厳しく、見学できる場所や撮影が許された場所もごくわずか。日本語の翻訳ガイド機を借りる際にパスポートを預けて、警備員の鋭く張り詰めた監視のなか、ガイドを聞きながら広~い敷地内を歩いた記憶があります。ツアー終わりに黒コートに身を包んだ長身の警備員がパスポートを返してくれたのですが、その人が今思えばヒョンビンかな!?ってくらいに見目麗しかったことだけは深く脳裏に焼き付いて……、どうでもいいですね、はい軌道修正~。

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“青瓦台、国民のもとへ”と書かれたリーフレットを手に、いざ~。裏面には全体図が描かれています。

訪れているのはほぼ団体客で、自由気ままに写真を撮り、喋りまくる様子は以前と大違い。丁寧にお世話をしてくれる係員の方々も学生さんぽい人が多く、皆ほがらか。緊張感ゼロで、完全にアミューズメントパークの趣です。

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十数年前は入れなかった青瓦台本館。靴にブルーのビニールカバーを着けて入館します。
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ゴージャスな階段を上がった2階に…。

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大統領執務室が。
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こちらは大統領夫人のための無窮花(ムグンファ=ムクゲ)室。歴代ファーストレディの肖像画が展示されています。

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こちらは海外の国賓などを迎えての公式行事が行われていた迎賓館。ここもシューズカバー必須。煌びやかな中の様子よりも、入口ロビーでシューズカバーを着けるのも大騒ぎのアジュンマたちの楽しそうな笑顔が印象的でしたね。皆さん大ハシャギ。

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仁壽門(インスムン)から入って行くと、かつての大統領官邸が。韓国の伝統家屋である韓屋(ハノク)の味わい深い佇まい。
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春秋館(チュンチュグァン)という建物はかつてのプレスセンター。記者たちの記事送稿室やブリーフィングルーム、大統領の記者会見場として使われていました。

緑の敷地内を見て回っておよそ2時間。筆者の場合、以前の青瓦台ツアーとの比較でさまざまな感慨もありましたが、韓国を象徴する名所として国民のみならず、海外からの観光客にも今後注目されそうです。ちなみに十数年前は記念品のマグカップをお土産にもらえたんですが、さすがに今回はなかったですね。

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なんとなく恐れ多くて使用せずに温存していた記念品マグカップ。

青瓦台観覧申請HP(韓国語)

雑感コラムPart1、激しく長くなってしまいました。次回、Part2では人気韓国ドラマのロケ地をメインに綴っていきたいと思います。お楽しみに~♪

取材・写真・文/上野紀子


上野紀子
演劇ライター。桐朋学園芸術短大演劇科、劇団文学座附属演劇研究所卒。演劇誌、演劇ウェブサイト、公演プログラム等で執筆。平成20年度文化庁新進芸術家海外研修制度で一年間ソウルに滞在。翻訳戯曲に『狂った劇』(チェ・チオン作)、『椅子は悪くない』(ソン・ウッキョン作)。趣味は大人から始めてまったく上達しないフィギュアスケート。

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