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【イベントレポート】『韓国観光 春祭り2022 in 横浜』スペシャルゲスト:加藤和樹

加藤和樹がスペシャルゲストで登場
韓国ミュージカル上映会&充実のトークショー開催

さる3月26日、韓国観光公社主催によるイベント『韓国観光春祭り2022 in 横浜』が神奈川県立音楽堂にて開催されました。昼と夜の2回公演で、昼の部では韓国ミュージカル『ファントム』(主演キュヒョン(SUPER JUNIOR))を、夜の部では韓国ミュージカル『モンテ・クリスト伯』(主演KAI)の上映会を実施。そして昼と夜ともに、ミュージカル上映会の後にはスペシャルゲストを招いてのトークショーが行われました。

スペシャルゲストとして登場したのは、マチ★ソワでもおなじみ、歌に舞台に大活躍中の歌手・俳優の加藤和樹さんです! 昨年10月に開催されたイベント『#だからKOREA 韓国ミュージカルの魅力探訪 韓国×日本 Musical フレンドシップ』では総合司会を務められた加藤さん、もうすっかり皆が認める韓国と日本の頼もしい架け橋ですよね~。今回は、このトークショーの模様を中心にレポートをお届けします!


加藤和樹さん

昼の部、トークショーの前に行われた韓国ミュージカル『ファントム』上映会は、加藤さんも客席で鑑賞されていました。あまりにも自然体で“いち観客”となっていた加藤さんの飾らない姿が微笑ましく印象的でした。上映中は、やはりご自身も演じた作品ゆえ、楽曲ごとにわずかに肩を揺らして作品世界に浸っていらっしゃいましたね。上映終了後はダッシュで舞台袖に移動、いざ、トークショーの始まりです!


アナウンサー・作詞家・訳詞家の安田佑子さんが司会を務めます

司会の安田佑子さんのご紹介を受けて、素敵なスーツ姿でステージに現れた加藤さんは、まず「ヨロブン アンニョンハセヨ!(皆さん、こんにちは!)」と軽快に一言。客席からの熱い拍手で迎えられました。まずは安田さんから『ファントム』の感想を聞かれた加藤さん、「いやあ~ヤバかったです」という感嘆の言葉からトークが始まりました。

加藤「この作品は僕、以前韓国で観劇したことがあるんですが、そこからずいぶん時が経って、今日のは2021年版の映像だと思うんですけど、演出、舞台セット、そして楽曲、いろんなものが進化していて、驚きましたね!」

韓国ミュージカルは再演ごとに進化していく!と熱く語る加藤さん、とても刺激を受けていらした様子でした。『ファントム』では主人公エリックと父親キャリエールのクライマックスの親子シーンで、観ていて涙をこらえるのに大変だったとか。ご自身が演じていらした時も、同じシーンでボロボロ泣いていたそうで、そんな思い出がフラッシュバックしたとお話されていました。
続いて、加藤さんが韓国で初めて観たミュージカル『エリザベート』の話や、今年韓国で上演予定のミュージカルの話題に。現在韓国で上演中のフレンチ・ミュージカル『キング・アーサー』は、加藤さんも来年1月上演予定の日本版への出演が決定しています。

加藤「僕が出演させていただいたミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』の音楽チームが楽曲を作っているんですよね。そして演出のオ・ルピナさんは、そのまま日本版の演出もされるので、とても楽しみですね」

このほか今年の韓国ミュージカル・ラインナップは『マタ・ハリ』や『エリザベート』、『キンキー・ブーツ』など、加藤さんが「観たいっ!」と悶える!?人気作がズラリ。トーク中さまざまなミュージカル作品の名前が出るたびに、安田さんが客席に向かって「観たことのある方いますか!? 韓国で観たという方は!?」と問いかけます。そして毎回、多くの挙手が! 韓国、また韓国ミュージカルにも熱い関心を寄せていらっしゃる方が大勢いらしていることに、加藤さんも驚いていましたね。
さらに話題は韓国の演劇街、アジアのブロードウェイと呼ばれる“大学路”へ。安田さんから大学路で行われる観光イベント『ウェルカム大学路』の説明、そしてこのイベントにミュージカル俳優のKAIさんが広報大使を務めていたり、加藤さんのお友達のバイオリニストでありミュージカル俳優でもあるKoNさんも関わっていたことなどが紹介されました。

加藤「KoNさんは以前昼ドラで共演させていただいて、そこからずっと仲良くさせていただいていまして。僕が韓国に行った時はいつも案内してくださる、プライベートでも親交のある方です」

そんなKoNさんは今、韓国で舞台にテレビに大活躍中。「実は自分はとんでもない人と知り合いなんじゃないかと…」と最近になって気づいたという加藤さん、やっぱり韓国との深~い縁、運命を感じてしまいますね!

ミュージカルの話題が続いたところで、方向転換、皆大好き韓国グルメの話題へ。加藤さんは「実は辛いものが向いてない体質で、結構汗をかいてしまいます」と告白しつつ、自宅ではサムギョプサルを堪能しているそうで、専用の焼肉プレートも持っているとか! 「気をつけなければいけないのは、ものすごく煙が出るので換気しながらやらないと~」といった庶民感覚タップリな発言も好感度大ですっ。そして加藤さんといえば冷麺! 昨年のイベントにリモートでゲスト出演されたKAIさんオススメの冷麺話も出て来ましたよ。

加藤「冷麺には二種類あって、KAIさんに平壌冷麺をぜひ食べていただきたいと言われたので、今度行ったら食べよう!と思いました」

そしてなんと、加藤さんが“マヌルパン”にハマっているという情報を安田さんはしっかりキャッチしていました。昨年のイベントでも、そしてマチ★ソワの連載コラムでも“マヌルパン愛”を叫んでいた加藤さん、勢いよく「今朝も食べて来ました!」と声が弾みます。マヌルパンからキムチなどの話へと、料理上手の加藤さんの滑らかなおしゃべりが止まりません。

加藤「最近は“マヌルパンそろそろ終了”というのをパン屋でお見かけして、ちょっと寂しい気持ちになっていたんですが、まだまだマヌルパンをもっとパン屋さんに作っていただきたいですし。ちょっと自分でも挑戦してみたいなと」

安田さんの「マヌルの意味は?」に「ニンニクです!」と即答した加藤さん、韓国語習得計画もゆっくりじっくり進行中だそうです。「字幕なしで舞台や映画を鑑賞したり、何より韓国の役者さんたちとコミュニケーションを取りたい思いがあるので、頑張っていきたいなと思っています」と宣言。頑張り屋さんの加藤さんならきっと目標を達成するはず、今後の展開が楽しみですね!

さて、夜の部はミュージカル『モンテ・クリスト伯』上映からのトークショーです。加藤さんはこの作品を初めてご覧になったそうで、「最後までどうなるんだろう…と。もちろん(原作『岩窟王』の)物語は知っていましたけど、あのギリギリの緊張感を保つ役者さんたち、すごいな!と思いました」と、こちらも感嘆しきり。エンディングに流れた楽屋裏を映したオマケ映像で、役者さんたちが「辛いけど楽しいです!」と答えていると安田さんに教えていただくと、加藤さんは「めちゃくちゃ(気持ちが)わかります」と強くうなづいていました。

加藤「大変な作品であればあるほど、カンパニーの絆、達成感が…、そして何よりお客さんに楽しんでもらえる、それが我々演者としては嬉しいんですよ。今、コロナ禍で中止になってしまった公演もたくさんある中で、毎日公演が出来る喜び、そして最後まで演じることが出来る喜びを僕はあらためて感じているので、お客さんがいてくださることのありがたみを本当に実感しています。そんなことを考えたら、辛いとか、大変とか、もう、苦じゃないです!」

感情のこもった言葉に、客席から大きな拍手が湧き上がりました。そして主演のKAIさんについて、「本当に優しい方なんですよ~。皆好きになっちゃいます」と、昨年のイベントでおしゃべりをした印象を、これまた実感たっぷりに振り返る加藤さん。KAIさんの見事な歌唱に「あの声帯が欲しいっ。力強い歌声、ズルいっ」と素直な思いがこぼれます。ミュージカル『フランケンシュタイン』で、加藤さんと同じアンリ役を演じているKAIさんの新解釈のアンリ像についても、昨年のイベントに続いてトーク再燃!

加藤「そのへんの話を詳しく聞きたい、とことん語り合いたいです。ファンとして(笑)」

夜の部では、加藤さんが韓国ミュージカルに興味を持ったきっかけや、昼の部同様に今年の韓国ミュージカル・ラインナップや大学路の話題に突入。大学路については、小劇場をメインに130以上も劇場があり、オシャレなカフェもたくさんあるといった紹介に続いて、加藤さんの「もし(過去の)韓国滞在中に知っていたら、たぶん入り浸っていたと思う」という発言も。並々ならぬ関心の高さが伺えますね~。夜の部のお客様の中にも、さまざまなミュージカルをご覧になっている方、大学路にも行ったことがある方が多くいらっしゃいました。
 さらに夜の部では、加藤さんの「韓国でやってみたいこと、行ってみたいところ」の話題へ。加藤さんがまずあげたのは、KAIさんとのリモート・トークで知った“済州島”でした。

加藤「すごく魅力的だと教えていただいて、ぜひ行ってみたいですね。自然がたくさんあって。KAIさんが「心の療養がすごく大事だ」とおっしゃっていましたね」

続けて安田さんの「ソウルに一ヶ月くらいいられるとしたら、何をしますか?」の質問に、「とりあえず週6はミュージカルを観ますね」と加藤さん、鉄壁なお答えです!

加藤「大きな劇場から大学路まで、探索しまくりたいですね。知らないものを知る面白さを、大人になってから気づいたというか。まだ知らない世界がこんなにたくさんあるんだ、経験していないことがたくさんあるんだ、ってことを、三十(歳)越えてから結構経験しているんですよ。ミュージカルもそうですけど。その楽しみをまた韓国で日々、見つけたいですね」

ここで話題は加藤さんの韓国におけるボイストレーニングに移り、発声についての説明を、まるで専門家のようにスラスラと語る加藤さんなのでした。感心しきりの安田さんは「へえ~!」の相槌を連打。これは歌手や俳優の方々にも有益なトークなのでは!?と思うくらいの濃~い内容でしたね。

トークショーの締め括りは加藤さんからのメッセージ、夜の部でのご挨拶をご紹介したいと思います。

加藤「僕自身、韓国とこうやってお仕事で関わることが出来て、本当に嬉しく思っています。僕以上に韓国が大好きで、ミュージカル作品をたくさん観ている方も大勢いらっしゃると思います。コロナのせいでいろんなことが制限される中、ようやく希望の光が見え始めて来たところで、また韓国に行ってミュージカルを観るんだ! 美味しいものを食べるんだ! きれいになるんだ!といった思いを皆と共有しながら、また皆さんと新しい景色が見られればいいなと思っておりますので、これからもともに頑張っていきましょう。本日はありがとうございました」

正味40分弱でしたが聴き応えたっぷり、大満足!のトークショーでした。この模様は昼の部と夜の部、それぞれ期間限定で韓国観光公社のYouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひチェックしてくださいね。韓国観光公社主催のこのようなイベントは今後も開催予定ですので、次の機会にはぜひともご参加ください! 次回のレポートをお楽しみに~♪

取材・文/上野紀子(演劇ライター)
撮影/吉原朱美

韓国観光公社Information

Visit Korea 公式ホームページ


加藤和樹(KATO KAZUKI)

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album『Rough Diamond』でCDデビュー。毎年CDリリースや単独ライブ、全国ライブツアーを実施するなど、音楽活動を精力的に行っている。俳優としてはドラマ・映画・舞台に出演するほか、声優としても活躍中。2022年5月〜6月ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、9・10月には東京ほか全国にて舞台『裸足で散歩』に出演。2023年1月には、ミュージカル『キングアーサー』に出演することが発表された。
第46回(2020年度)菊田一夫演劇賞受賞。

★NEWリリース
DIGITAL SINGLE『また明日』(作詞・作曲/加藤和樹 )配信中♪
https://kato-kazuki.lnk.to/see-U-tomorrowでお聴きください♪

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