レトロな観光列車に乗って海岸を満喫
一足伸ばして絶景のお寺にも
きょうは釜山の海岸沿いを走る観光列車「海雲台ブルーラインパーク」に乗って、釜山の東南部エリアを散策します。ブルーラインパークは、前日訪れた海雲台LCTランドマークタワーからすぐ近くの尾浦停留所から、松亭駅までの約4.5キロを結びます。
「海辺列車」と「スカイカプセル」の2種類の乗り物がありますが、まずはレトロな車両が可愛らしい「海辺列車」にライドオン。すべての座席が海に向かっており、伝統的な青瓦の屋根の向こうに広がる海辺の景色を楽しめます。終点の松亭(ソンジョン)駅はサーファーのメッカ。海風の心地よい町でした。
サーファーが行き交う、まるでアメリカの西海岸のようなさわやかな松亭の街並み
次は「スカイカプセル」に乗るため、青沙浦(チョンサポ)駅まで折り返します。せっかくなので青沙浦も散策。かわいらしい小さな灯台が印象的な街並みです。
貝焼きのお店がたくさんあることで有名ですが、おしゃれなカフェなども。港のそばではガーリーなドーナツ屋さんを発見!あまりの可愛さに、お昼ごはんの前でしたが誘惑に勝てず、灯台を眺めながらお茶をしてしまいました。
デコレーションの可愛さももちろん、敷地内の工房で手作りとしているもちもちとした生地もとってもおいしかったです。
こんな可愛いドーナツ見たことない! (CAFE「Alice donut」 公式Instagramはコチラへ)
小腹を満たしたら、いよいよ「スカイカプセル」に乗車。スカイカプセルは地上10メートルにある空中レールを走る4人乗りのカプセルです。コトコト、トコトコ、のんびりと空中散歩を楽しめます。最大4人乗りでグループごとに乗車できるので、プライベート感がしっかりとあり、潮風を感じながらコーヒーを片手に海を眺める時間は、まるで動く喫茶店のようでくつろげました。
のんびり絶景を楽しめるスカイカプセル
お昼ごはんは釜山といえばコレ!という鉄板メニュー「ナッコプセ」の名店「ケミチプ」本店へ。「ナッコプセ」は「ナクチ(タコ)」と「コプチャン(ホルモン)」と「セウ(エビ)」が入った鍋料理。個性の強いメンバーが3つも一緒になるなんて、どういう味わいに!?と興味津々でしたが、見事に手をとりあって最強のおいしさを生み出していました。
コリコリしたタコ、じんわりと甘い脂のホルモン、そしてうまみたっぷりのエビ。ぐつぐつと真っ赤に煮込まれたら、ごはんにかけていただきます。辛い!でも止まらない!絶対に一度食べてみてほしいです。
辛い!旨い!いろんな食感が楽しめるナッコプセ
午後は、少し足を伸ばして機張(キジャン)へ。
遊園地「ロッテワールドアドベンチャー釜山」やアウトレットモールなどがあるレジャーエリアですが、ここには「韓国で一番景色のよいお寺」と称される海東龍宮寺が。駐車場から海へ向かっておりていくと、急に目の前に広がる海!僧侶がお経を読み上げる声や波の音…。どこまでも心地よく、ずっといたくなる場所です。
干支をかたどったロウソクをお供えすると、なんでも一つ願いをかなえてくれるとか。もちろんお供えしました。
海に面する龍宮寺。心地よい潮風に包まれます
夜は釜山きっての繁華街である西面(ソミョン)でショッピング。大型書店「教保文庫(キョボムンゴ)」でCDやお土産用の文房具を買いまくりました。
韓国の文房具、プチプラでデザインも凝っていて、可愛いのです…!西面から少し離れたところにありますが、大型スーパー「ロッテマート釜山」は食料品や衣料品がすごく安い!大人気キャラ・カカオフレンズの靴下などを買いました。
トイザらスも入っていて韓国ならではのパトカーや救急車のおもちゃを買えるので、お子さん連れにもオススメですよ!
釜山きっての繁華街・西面。夜9時すぎでもにぎやか!
教保文庫でゲットした文房具
お宿は再び海雲台LCTランドマークタワーに戻り、その中にある「シグニエル釜山」へ。ここもドラマ『今、別れの途中です』の撮影が行われたそうです。
スタイリッシュな雰囲気で、海を眺めながら優雅な夜を過ごせました。
取材協力/韓国観光公社(公式サイト)
取材・文・撮影/塩塚夢(産経新聞社)
CHALLENGE KOREA
(チャレンジコリア)
韓国文化体育観光部と韓国観光公社は、海外向け共同観光キャンペーン『CHALLENGE KOREA(チャレンジコリア)』を展開しています。
韓国観光CMには「2023-2024韓国訪問の年」広報大使兼韓国観光名誉広報大使である俳優、イ・ジョンジェさんが出演。彼が案内役となりユニークなK-カルチャーや韓国のさまざまな魅力を紹介しています。
3.『SHOOTING STAR(シューティング・スター)』
韓国のSNS上で人気のさまざまなフォトスポットを紹介