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内野聖陽×森新太郎 3度目のタッグで挑む、『リア王 -King Lear-』上演決定!

内野聖陽さんが念願の役に挑む

東京都豊島区の東京芸術劇場で、今年9月21日から舞台『リア王』が上演されることが決定しました。主演の内野聖陽さんと演出の森新太郎さんが、ウィリアム・シェイクスピアの名作悲劇に挑みます。

『リア王』はシェイクスピア四大悲劇の一つで、老境を迎える王が、権力も領土も娘たちの愛も全て失って転落するさまを描く傑作です。“老い”を描き、世界が超高齢化を迎えるいま、日本でもとみに上演頻度の高い作品でもあります。

名だたる名優がその晩年に演じてきた難役に挑む内野さんは、舞台、映画、テレビと各方面で活躍し、いま最も充実した仕事ぶりを見せています。昨年WOWOW連続ドラマW「ゴールドサンセット」で、シニア劇団で『リア王』を演じる謎の老人を演じました。それ以来この役に寄せる熱い思いが、今回の出演につながったそうです。

2017年、同劇場で聡明でありながらも破滅する若きハムレットを48歳で演じた内野さん。今回は58歳にして、愚かで無知なまま滅びていく老境のリア王を演じます。四大悲劇の両極にある二大ヒーローを10年のうちに演じる、その演技のふり幅の大きさに驚かされます。

演出の森さんは日本演劇界を牽引する名演出家。特にシェイクスピア劇の演出で見せる鮮やかな手腕は高く評価されています。内野さんとは、『THE BIG FERRAH』『東海道四谷怪談』に続く三度目のタッグ。熱量の高いおふたりが、悲惨な結末に突き進んでいく、救いようのない人間たちのドラマをいかに描きあげるか、期待の高まるところです。

内野聖陽 (うちのせいよう)さん メッセージ&プロフィ―ル

なぜいま「リア王」を演じるか? それは、自分が納得いくリアという作品を見てみたいからです。17世紀のシェイクスピアの時代も21世紀の現在も、人間ってのは大して成長してないなということ。そして、非常事態の中で見せる人間の本音の絡み合いは、やはりワクワクするものがあること。そういう作り手のワクワク感をお届けしたいのと、やはり、創作過程で自分たちが思いもよらなかった景色が見えて来たら最高だなと思っています。何よりリアという作品を、今、初老の段階に入っている自分なら、どう演じるのかをみてみたいという感覚があります。

この企画を立ち上げた時はこんなにも『リア王』ラッシュが続くとは思いもよりませんでした。『リア王』には現代に生きる我々が直面している問題が多いからなのではと思ってます。国のトップの覇権争い、親子・血縁・側近のディスコミュニケーション、そして、老いや健康寿命の問題などなど…またリアかよと思われるかもしれませんが、森新太郎演出のリアは、絶対に面白くなる予感がします。

まずはテキストを深く掘り下げて内野ならではの感性でリアを自由に羽ばたかせたい。そして才能ある共演者の皆様とのセッションで面白い景色を沢山発見したいです。 森新太郎さんという現代演劇の気鋭の才能に、演者としてたくさん提示して創造的なセッションが沢山出来れば、きっといい結果が生まれると信じてます。
ご期待ください。

【プロフィール】
1968年9月16日生まれ、神奈川県出身。1993年に俳優デビュー。森田芳光監督作「(ハル)」で第20回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。2007年にNHK大河ドラマ「風林火山」で主演を務め、「JIN」「臨場」などのドラマ、映画、舞台等多くの作品に出演。2019年放送のドラマ「きのう何食べた?」での演技も話題となった。最近ではWOWOWにて昨年2~3月放映の連続ドラマW「ゴールドサンセット」で、リア王を演じることにとりつかれた謎の老人を演じ、注目を集めた。主な出演舞台は『芭蕉通夜舟』『化粧二題』(鵜山仁演出)『笑の大学』(三谷幸喜作演出)『M.バタフライ』(日澤雄介演出)『ベガーズ・オペラ』『ハムレット』(ジョン・ケアード演出)『東海道四谷怪談』『THE BIG FERRAH』(森新太郎演出)他。
芸術選奨文部科学大臣賞、芸術祭演劇部門最優秀賞、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、モンテカルロ国際テレビ祭主演男優賞受賞。紫綬褒章受章。

演出 森新太郎 (もりしんたろう) さん メッセージ&プロフィール

リアという一人の王の破滅だけでなく、一つの世界秩序がいとも簡単に、凄まじいスピードで崩壊する様を描けたらと考えています。人間をこうまで無知無力、虫けら同然だと感じさせるシェイクスピア作品を私は他に知りません。新時代への希望などほとんど……あるいはまったく謳われていない終幕だからこそ、この劇がいま必要なのだと思う次第です。魂の俳優・内野聖陽さんと共に、〝リア王の荒野″に力強く分け入っていきたい。

【プロフィール】
2002年に演劇集団円に入ると、06年に『ロンサム・ウェスト』で演出デビュー。古典から現代劇まで幅広く手掛ける。またミュージカルにも挑戦し、ジャンルにとらわれない活動を行う。自身が主宰するモナカ興業でも活動中。13年に文化庁新進芸術家海外研修制度でアイルランドへ、18年にシンガポールへ留学。近年の演出作は、『マスター・クラス』『十二夜』(25)、『ヴェニスの商人』『ハムレットQ1』『メディア/イアソン』(24)、『NOISES OFF』『夜叉ヶ池』『バンズ・ヴィジット』(23)、『ヴィンセント・イン・ブリクストン』『奇跡の人』『冬のライオン』『ピーター・パン』(22)など。毎日芸術賞千田是也賞、文化庁芸術祭優秀賞、読売演劇大賞グランプリ及び最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、WOWOW presents 勝手に演劇大賞演出家賞受賞、菊田一夫演劇賞を受賞。

Stage Information

リア王 -King Lear-

作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:松岡和子
演出:森新太郎

出演:内野聖陽

主催:東京芸術劇場

【東京公演】
2026年9月21日(月・祝)~10月4日(日)(予定) 東京芸術劇場 プレイハウス
※新潟、愛知、兵庫、岡山、福岡公演あり

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