宝塚歌劇花組の東京公演が東京宝塚劇場(東京都千代田区)で上演中です。
「三井住友VISAカード シアター ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』」(作・演出/谷 貴矢)と「三井住友VISAカード シアター レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』」(作・演出/稲葉太地)の2本立て。
新トップスター、永久輝(とわき)せあとトップ娘役、星空美咲(ほしぞら・みさき)の東京宝塚劇場お披露目公演になります。
専科の凪七瑠海(なぎな・るうみ)が特別出演し、1月19日まで。凪七はこの千秋楽で退団します。個人的には、2009年に瀬奈じゅんの相手役としてエリザベート役に抜擢された月組「エリザベート」のことが思い出されます。
さて、『エンジェリックライ』は、インド映画を宝塚の舞台に手堅くまとめた『RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』を手掛けた谷らしく、華やかで明るいエンターテインメント作品になっています。
■Exciting Stage Photo「1」
【From Photographer】
写真はまず、第一場天界から2枚(Photo「1」「2」)。
主人公は天界一の大ホラ吹きなどと呼ばれる天使のアザゼル(永久輝)です。類まれなる美貌と聡明さをもちますが、素行の悪さから天帝(紫門ゆりや)の怒りを買い、一切の能力を封じられ、修行と称して人間界へ堕とされてしまいます。
異界からきた主人公とのロマンス。これ、韓国ドラマではおなじみの設定ですね。堕天使ものもありましたっけ。日本で、これをスッとやりこなせるのが宝塚ならではでしょう。
Photo/石井 健(産経新聞社)
Stage Information
宝塚歌劇花組 東京宝塚劇場公演
三井住友VISAカード シアター
ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』
-トップ・シークレット-
作・演出/谷 貴矢
三井住友VISAカード シアター
レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』
作・演出/稲葉 太地
出演:宝塚歌劇団 花組/永久輝 せあ、星空 美咲、ほか
会場:東京宝塚劇場
公演期間:2024年12月7日(土)〜2025年1月19日(日)