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■Exciting Stage Photo「5」

【From Photographer】
最後の1枚は、パレードのクライマックス。羽根を背負っていないのは少し寂しいかもしれませんが、にもかかわらず極めて華やかな場面になっているのは、「ベルばら」だからなのかもしれません。

今回改めて見て痛感したのは「ベルサイユのばら」は、まさに愛の物語であるということです。
フェルゼンとメルシー伯爵が愛をめぐって口論となる場面があります。2人はお互いを「身勝手」と非難し合います。しかし、愛の本質は、もしかしたら「身勝手」なのかもしれないと思ったりするのも、この「フェルゼン編」ならではの魅力です。

フェルゼンとアントワネット、オスカルとアンドレ、あるいは彩風とファン。
さまざまな形の愛が詰まった物語を精いっぱいに演じて彩風は男役に別れを告げます。

セラビ、アデュー。

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